大切な第三の眼
ここで言う「第三の眼」とは、オカルト的な、霊が見える的なもの(笑)ではなく、冷静に自分を見下ろす、超自我的なマインドの事です。これは、発声には必須であり、コントロールセンターであります。ある意味、情に流される自分をコントロールするものです。これは、言い換えると、非常に冷酷な視点です。他人も自分も、冷酷に観ているのです。発声の訓練は、大きく言えば、これを養う訓練とも言えるのです。
View Article声の中身
声楽で、一番大切な要素は、声の中身だと思います。しかし、この要素は、抽象度が高い故に、巧みに無意識化されやすいものでしょう。実際、声の内容に触れるには、優れたと言うか、素直な感性が必要です。表面的な所までは、誰でも解ります。どうも、日本では、その声の内容に関しては、評価の対象から外れているようです。本当は、一番大切であるにも拘わらず・・・。何故でしょう?(笑)
View Articleマテオ・マヌゲラ
マッテオ・マヌゲラは、フランスのバリトンですが、この年齢で、この歌唱!ただ者では無い!胸郭の高めの感じから生まれる明るい声!バランスがパーフェクト!流石に70歳では衰えはある(パッサッジョ域がやや不安定)ものの、このクオリティは凄い!
View Article表情のバリスタ
オペラの発声の達人とは、結局、表情のバリスタであると言う結論に至りました。声は、表情の産物であり、表情のバランスである!声の鳴りや、マスケラの響きなどを意識する事自体が、発声を判らなくさせていたのです!不自然な目つきや、顔付きからは、決して良いバランスの声は生じません!頭の中は、常に冷静な状態でなければ成りません。感情のバリスタに成るには、相当な訓練が必要です。動画では、その事について述べてます。
View Article自分を追い込む
自分を追い込む事、私、大好きです。(笑)そうやって、私の声、発声は、進化を遂げて来たのです!これは、私の本能が、自動的にそうさせているようです。(笑)誰だ?こんな本能を仕込んだのは!?
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