モダン歌唱の代名詞とも言える、ナザール・マスク・シンギング(鼻声、顔面歌唱)は、それを行おうとする事に原因があるのでは無く、そこに行かざるを得ない更なる根本原因があると思われます。
それは、オールドスクールよりも気息的である事に価値を置く事にあると思われます。
寄りかけるべきところに寄りかけ切れない訳ですから、他の寄りかけるポイントとして、顔面や、鼻腔となる訳です。
本当の声の芯が無い代わりに、芯擬きである、仮初めの輝きを造り出すと言う事でしょうか。
それは、メッキに過ぎない為に、黄金期の声と比較されると、すぐに劣性が判ってしまいます!
この動画でのbad数の多さは、モダン歌唱派の抵抗と取れるでしょう!
アスリート的な発声と、比較的汎用的な発声との対立であります。
更に、コーラスの世界の価値観は、寄り汎用性が高まります。
双方、そりが合わないのが常のようです。