この節が正しければ、発声トレーニングも、適度に脳にストレスを与える事であり、進歩する前に、破壊が起きるという事であり、行き詰まりのスランプは、脳の超回復により乗り越えられるのである。
熟達とは、そういうプロセスの結果であり、熟達に至っていない脳による判断と、熟達している脳による判断は、やはり脳内のネットワークの抽象度が違うと思われる。
現に、現在の私は、脳の処理能力が、以前より増している感覚があり、少々なストレスでは、びくともしないマインドと成ってしまったのである!(笑)
これは、私の門下生の複数も体感している事であり、やはり、脳や意識が変化し、俯瞰力が高まる事でもあろう。
すぐに切れる短気者など、すぐにテンパってしまうと言う事は、すぐに脳のメモリーが満杯と成る状態であるとも言い換える事が出来ないのだろうか?
それは、訓練により、克服する事が出来ると確信している。
声をコントロールする事って、頭を総合的に使う訓練に、持って来いだと思う。
自分を追い込む事は、大切だと思う。