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Channel: Old school オペラ発声研究家 宮前区在住 永田孝志の日々
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喉の声が多いタイプと少ないタイプ

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同じ軽いテノールでも、ウゴ・ベネッリと、ティト・スキーパーでは、喉の声の割合がかなり異なります。


まずはウゴ・ベネッリ。
特にレッジェーロは、この様なバランスに成りやすく、日本人にも、この流派(これを目指している人)は多いのでは無いでしょうか?


一方、ティト・スキーパーは、喉の声が多く、機能的には、ベネッリより、多くを使っています。


ちなみに、次は晩年のベネッリの動画ですが、老化で息が漏れて高音域はファルセット化しているようですが、こうなるのは、バランス論では当然と言えるでしょう。
ベルカント歌手の寿命は短いと言う説がありますが、恐らくそう言う事では無いでしょうか?




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