魔境とは、中途半端に能力を身に付けた者が、「悟った!」と勘違いする事により、自意識が肥大し、「魂のインフレーション」と化す状態であるとか・・。
うぁ~!これ、声楽発声に付き物ですよ!
声って、意識に近いものであり、発声する刹那の勝負と成るので、後出しジャンケン的な知識のこねくり回しとは別格の世界!
まるで、禅の修行の世界では無いか!
となると、正統なる教師の下でトレーニングを積まねば、いい加減なる「我見」だらけに成り、「正しい!」と思いながら、邪道を行う事にもなり、その事は、仏法の世界顔負けの、「魔境」に陥った世界になる事が、充分考えられるのである。
だから、あんな酷い歌を、「素晴らしい」などと感じる訳だ!
そして、これぞベルカントと言いながら、自らの隙だらけの歌を披露する訳なのである!
はは~ん!?だから、中途半端に発声やっている○○○の様々な・・・
・・この話題にはここで触れてはならない!
少なくとも、私は、黄金期の歌唱を、「最も安定性に優れた技術」と認識し、音の教典としている、考え方の軸の上に構築しようとしているのである。
そして、ある意味徹底的な「我見」による実験で、尽く「仏法」の裁きに遭遇して来たのである。(笑)
発声、声は、本当に「取り扱い注意」であるにも拘わらず、チャラチャラやっているのであろう。
感性や、考え方にまで、影響を与えてしまうのである。
特に、オペラ歌唱と言う、エネルギーを要する歌唱では、その弊害は大きいのである。
学歴、受賞歴、などの栄光、あるいは、マエストロの虚像が、魔境に繋がる要因とも成りうるのである。
雰囲気や、しゃべり方で、それらはすぐに判ってしまうところも、恐ろしいのである。
そんな恐ろしい世界、皆さん、是非、止めましょう!(笑)
普通に暮らしましょう!(笑)
チャレンジャーは来たれ!(笑)
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魔境だらけの発声!?
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