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Channel: Old school オペラ発声研究家 宮前区在住 永田孝志の日々
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「どう出すか?」ばかりでは分からなくなる!

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発声を学んでいると、大体は、「どう出すか?」と言う事に囚われる。
それでは、不充分である事が、声の構造上、明らかに成ってきた。

そもそも、物事を「感じる」と言う事は、自分に向く負荷である。

その前提を具体化して、初めて「どう出すか?」と言う作業の精度に着手する事が出来るのである。

巷では、感じた事の負荷よりも、どう、それらしい表現に仕立て上げるか?と言う事にこだわっているように感じる。

極論を言えば、「嘘の芝居」なのである。
即ち偽装である。

巷の発声は、感じる負荷と、表現を分離して考えさせないような教え方をしている。

全てを「出す方向」で考えているのである。

だから、いつまで経っても進歩は頭打ちなのである。

これは、経済学の、交換方程式を、金融経済と実体経済に分離不能とさせる為に、左辺を「マネーストック」と言う風に仕向けている(20世紀中盤から)ボカシ方と似ている。

私は、その詳細にまで構造を解明しつつある。

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