勿論、声楽で歌って稼いで暮らせたら、言うこと無いのですが、現実は大変厳しい状況です。
少ない収入でも、歌って発生したギャラは、ある意味、貴重なギャラとなるのです。
それでも何故、彼らは諦めずに食いしばって歌い続けるのであろうか。
それは、そもそもの目的が、金儲けでは無く、純粋に、「ああいう風に歌えたらなあ!」と言う思いなのです。
武道の世界でも、そうじゃないですか。
「ああいう風に強く成りたい!」と言う一念あるのみだと思います。
その目的の為に、配偶者、パトロンなどの援助が獲られれば、それも立派な実力だと思います。
そもそも、芸術家とはいつの時代でも、そのような存在だったのですから。
ただし、それもこれも、方法論がまずいと、目的は達成出来ずに、「自分は才能無かった」と、諦め、辞めてしまう人も多いと思います。
どうせ、銭にも成らないのだから!と、諦めずに、「出来なかった自分が、こんな曲も歌えるように成った!」と言う、自信に繋がる、マインド構築のツールとして声楽と言うものを考えてみてはどうでしょうか?
その自信さえあれば、何にだってチャレンジ出来ると思います。
生き延びるアイデアも、その前向きなマインドから生まれると信じています。
私は、例えば不調に陥り抜け出せなくなってしまった、声楽家、声楽学習者の方々が、一人でも、本当の自信を取り戻し、堂々と人前で歌える為の手助けと成るべく、日々研究に励んで行きたいと思ってます。
頑張れ!音楽家諸君!声楽学習者諸君!
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声楽学習者の目的
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