男声の本物のオペラ歌唱において、胆となるのが、この「カヴァーされた胸声」です。
これは、男声の高音域であり、ミックスボイスや頭声、ファルセットの類いとは一線を画すものです。
ここが特に誤解を招いており、アクート=頭声 と思い込んでいる人達も多いのでは無いでしょうか。
そもそもカヴァーされた声を出す為には、深い発声と言う基礎固めが必須なのですが、そこに問題があると言う事です。