現象を本質的に捉えると、本質的な要素の特定が出来、論理的にも整合性を得るでしょう。
ベルカントの格言などは、その構造においての現象、結果を観念的に強調して言っていると言う事です。
気をつけなければならないのは、その文言を、そのまま鵜呑みにする事による誤認です!
バルビエーレが、ステファン・ズッカーのインタビュー時に「胸声を使っていない」と答えた事の真相は、胸声=胸に落ち込んだ澱んだ声 と言う認識のものでの発言であったと言う事です。これは聴けばわかります!
その文言を鵜呑みにして、逆に浮いた声に仕向けるパターンも多々あると思われるのです。
その様な誤認パターンを少なくする為にも、本質的なところを解明する必要があると思います。