モダン歌唱は、声の中身も薄いですが、やはりそれに伴う弛んだ雰囲気も見逃せません。
第一、目付きがぼやっとしていて、夢見心地!
芯の無さは、その人物の全体の雰囲気に表れる為に、最早、声を聴くまでもなく、見た目でモダン歌唱は判断できます!(笑)
ただ、現代人は、最も優れていた黄金期の時代の歌手の声を知らない為に、この中で優劣を判断するに留まりますね。
歌う方も、夢見心地のモダン歌唱!
だから目付きもぼんやり!チャラチャラ!
黄金期の発声は、その夢見心地から目覚め、自分の声の隙間を徹底的に埋めて行ったのでしょう。
要するに、リスナーや観覧者は、その世界に酔いしれ、プレイヤーは、目覚め、現実をとことん知る!
この差は大きいと思います。
また、敏感な感性の目利き、耳利きは、あくまでもお客さんであり、アーティストではありません!
そこのところ勘違いせぬように!(笑)
ところで、私は、更に現実に目覚めたおかげで、(笑)、ワンランク上のレッスンが出来るように成ってきました。
夢見てばかりでは上手く成れませんが、一般的に多くの人々は、上手くなる事を目的としていませんね。
夢見心地が心地よく、それを見続ける事を優先するのだと思います。