学問の盲点となり易い所を、声楽発声は含んでおり、それこそが最も重要事項であったりします。
それは、やはり歌い出しの瞬間の順序です。
その瞬間に、変化すべきところが変化しなかったり、逆を行ったりする事の不具合は、そこを問題視しないメソッドの教師には教えられません。
外国語の発音でもそうです。
日本人のそれは無視されています。
要するに、エビデンスを重要視する権威主義的、演繹的思考の盲点ともなるのです。
権威的なエビデンスが無ければ問題外!
これは、洗脳された者の考え方の一つだと思います。
後、話は変わりますが、偉大なる歌手は、発声の方法論的な組織など作ってはおらず、むしろ、その名声を利用して金儲けしようと組織を立ち上げる事の方が多いと思います。
汎用的なメソッドは、やはり凡庸なものしか生み出さず、それらの比較的汎用性高いメソッドの組織人が、優れた発声を目の敵にする有り様が、心理的にも納得しつつある今日この頃です。
逆に言うと、組織も、もう少し進歩的に、バージョンアップのシステムを盛り込めば良いのですが、なかなかそうは問屋がおろしません!
そんな事すれば、必ず分裂しますから。(笑)
と言う意味からも、この様な分野は、本当に優れたものを継承するには、一対一の制度(笑)が、最適かと思われます。
組織的に活動すれば、広がるのですが、広がると言う事と、汎用性とは切っても切れないジレンマがあるのです。それに、コミュニティとして、孤独を癒す目的も入り込んで来るでしょう。
組織の方々、ごめんねごめんねー!
悪く思わないで下さい。