声の強い力をコントロールするには、「どう出そうとするか?」では無く、「どう閉じ込めるか?」と言う操作に成ってくる。
即ち、散らばろうとする力を、行ってはダメな領域に行かせまいとダムを作る作業が必要となる!
その最も基本となるダムは、胸である。
特に胸の中央部!
そこの止めが弱いと、全ての止めが弱くなるのである。
巷は、胸と言う場所そのものを禁断の領域と誤解している先生が多いため、そこが無意識化されて、必然的に止めが弱くなる。
ただし、喉頭引き下げ筋との関連性もあるので、そのコラボの具合も難しく、一筋縄では行かないが、結果を急がねば、必ず会得出来る。
問題は、その場ですぐに出来なければ「劣等生」と言う気持ちを持つ事である。
そういう気持ちは、自分より技術的に下の者に対し、バカにする気持ちとも繋がってしまうのであろう。
急いで出来るものなら、いくらでも急ぎ、焦れば良いのである!(笑)