音楽家として技能を磨く期間は、出費が重なります。
さて、その挙げ句の果てに稼げるのでしょうか?
ステージで歌うと言っても、大半が「勉強させて頂きます」的な、歌う方がお客様的な経済状況と成っています。
特に、女性の場合、配偶者の予定になっていた一般人の男性にとって、そのシステムの理解度は低く(笑)、「経済的にマイナスの舞台しか無い声楽活動なんて、結婚後、止めてくれるよね!?」と、当然の要求はあるわけです。
そこで、「続ける!」と決心しようものなら、余程経済的に余裕のある旦那でない限り、破談と成ってしまう事も、あちらこちらで起きているようです。
経済的物差しで考えれば、金が出て行くばかりの声楽家など、不良債権も良いところですね。
何かと、世間との常識とかけ離れている事が、浮き彫りと成っていますね。