国内でのオペラコンサートなどでも、ある年齢に達した途端に、「こんなに酷かったっけ？」と言いたくなるような歌声に成ってしまう事は、日常茶飯事的に起こっています。
何故でしょうか？
それは、前提条件の変化に対応するスキル、能力に欠如しているからだと思われます。
それこそ、「過去の功績によるスキル」を教条化する余り、そのドグマ以外の適切なる処方が盲点と成るからだと思います。
次々に訪れる、未経験なる身体の状態に対応するには、それに対応する適切な方法を、自ら探り当てる能力が必要になるのですが、なかなかどうして、そんな能力、誰にも在るわけではありません。
偉そうなのに極端に歌えない！？すべてを年齢の性にする！
そんな年配者には成りたくないと常に思っています。
私は、従来の、巷のメソッドで、声が劣って来たと感じられる方の手助けが出来れば、この上ない喜びです。
さて、動画ですが、今回は、恐らく世界初、咽頭収縮筋のコンディション別による声の変化を収録致しました。
「どうやって変化させるんだ？」と言う疑問には、レッスンですべてお話しています。
私は、過去より、未来の可能性に目を向ける方が好きなタイプです。(笑)