最新の発見によるアッポッジョ技術を、連日試しているが、何やらバランスゲームやっている様で楽しくて堪らない!
実は、アッポッジョ、コペルト、キューゾ、声の闘争は、皆、アッポッジョ(下向きの力)とサポート(上向きの力)がせめぎ合った事による現象で繋がっている。
強い下向きの腹圧に対して、それに対立するうなじや、背筋の強い緊張力が必要に成ってくる。
良く、ベルカント派で、下向きの腹部のアッポッジョを否定するやり方があるが、それだけ対立する力も弱く、穏やかな声に成る。
だから、アッポッジョのある近代以降の発声を一括りに「間違った発声」と言っており、それは、あくまでも、それらの人々の美学的観点からの評に過ぎず、絶対的なものでは無い。
特に、日本では、強いアッポッジョのある声を発する事に、随分と心理的、肉体的な隔たりがある故に、自己正当化には、初期ベルカントの立場を取る事が手っ取り早いようである。
しかし、情報が断片的であるが故に、それにも属さない、ガラパゴス的構築化に終わっている。
確かに、声の闘争力、拮抗力が弱い段階では、これも有りで、徐々に負荷をかけて行くと良いと思う。
弱い段階で、無理矢理アッポッジョを強めると、声潰す危険性がある。
アッポッジョの立体的把握により、様々な事柄が見えて来た次第である。
詳しくは、某所で限定動画をアップしている。
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アッポッジョ楽しや!
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