私がメソッド更新するべく、誇大妄想に陥る前に、日夜研究に追い込まれる理由は、重く、調整が難しい声を持っていると言う事であろう。
精神論に偏っても、技術体系をある程度解明しても、盲点は潜んでいるのである。
本当、教祖のようにカリスマ性を持って、「私が居るからも~安心しなさい!」なんて、雰囲気タップリに諭してみたいものだが、我の声が、すぐに現実に引き戻してくれるのである(笑)。
そんな私でも、最近は、少し調子に乗っている!
と言うのも、パッサッジョ域から高音域への道筋が見えて来た喜びを感じている。
しかし、それでも、霊界で有名な丹○さんみたいに「私が来たから、も~大丈夫!」なんてとても言えないのである。
何故なら、根気が要るし、ある程度の投資を続けねば成らないし、アッポッジョが上手く行かねば、たちまち不具合を起こすリスクがあるし!
「難しく考えるから出なくなるんだよ!もっとリラックスして~、そうそう!」
この手の手法は、確かに一時的には出る事があるものの、催眠の一種で、心理的な誘導によるアプローチである為に、恒久的なものとは成り得ないのである。
黄金期の素晴らしい声は、日本人が考えているものとは、エラい違いであり、現在、それが、如何に大変か、難しいか、を理解して来たからである。
教える私も、教わる生徒さんも、あらゆる意味で覚悟を持つ必要が出て来る。
厳しい発声なのである。
これで、尻込みする人は、私に師事せぬ方が賢明かと思うのである。
求む!挑戦者!(笑)
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誇大妄想に陥る前に・・
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