最近の、喉頭引き下げてリラックスしたマインドで出す発声のきっかけと成った事は、Panasonicの「コリコラン」を喉にあてて発声した際に「なんだこれは?」と言う、今までに無い感覚を感じた事でした。
喉頭を極限まで下げても、その中に硬直が起きず、出てしまうのですから、たまげました。
それを、抽象化した結果、「アニマル発声」と言うものに成ったのです。
特に日本人は、声楽を高尚な芸術と考え過ぎているようで、それが、平べったく硬い声を生み出す原因でもある事も悟らせてくれました。
その極みが、ジャパニーズベルカントによる、上品なドイツリートや日本歌曲やコーラスの発声なのです。
動画でも語っていますが、そんな状態で、音楽大学などの先生などに成ってしまえば、私のような声を否定するしか術は無くなってしまうのです。
権威主義では、お偉い先生に成ってしまえば、自分が権威だと思い込む訳ですから、自分が良いと思ったものが良く、駄目だと思ったものが駄目だと思い込んでしまいがちだと思われます。
それが、そのジャパニーズなんとかと言うレベルでは、どのような事が起こるのでしょうか?
まあ、これ以上は述べませんが。
私の唱えている内容は、「アニマル発声」ですから(笑)、アカデミックとは反対側ですかな?
でも、巷の知ったか振りですら、「赤ん坊の発声に見習え」などと言います。
これは、本能での発声に立ち戻れ!と言っているようなものなのです。
そこを、真剣に取り組んで頂きたく思います。