日本人声楽家が、最も手を抜いている音域！それが低音域なのです。
低音域をしっかりと構築すると、やれ重くなるとか何とか言って、そこをいい加減に歌ってしまう。
元々、しゃべり声に問題がある日本人が、最初に修正せねば成らない音域は、低音域である事が判明して来ました。
そこをぼかして、いきなり中間音だの高音だの作ろうとするから、ダメなのである！
キレのある低音域は、土台となり、その土台がしっかりとしている前提で、初めてパッサッジョ域、そして高音域が適正化出来るのである！
その他、とかく、暖かみのある声は長持ちして、鋭い英雄的なニュアンスの声は、「危険」「早くダメになる」などとも言われていますが、それが嘘である事を、ジェローム・ハインズも述べてます。
皆さん、社会的に偉い先生だからと言う理由だけで、論拠無く「何々である！」と言っている事を、鵜呑みにしないようにしましょう！
例えば、大部分は、正しい事を言いますが、僅かな部分を憶測で論じ、しかも、それを真実のように語る場合があるのです。
それがいい加減な大嘘だったりする事があるのです。
本物の専門家が見たら、かなり論理的に飛躍したことなど、実際に私は体験した事があります。
ましてや、発声の世界など、そんなのだらけでしょう！？
まあ任せて下さい！
私が、徹底的に帰納法的に、全部暴いてみせますから！楽しみにしていて下さいね。(笑)