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Channel: Old school オペラ発声研究家 宮前区在住 永田孝志の日々
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空手の「息吹」と仮声帯狭め発声の共通点!

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空手には、息吹と言う呼吸法があります。

ネットで検索すると、「逆腹式呼吸」とあり、息を吸う時にお腹が引っ込み、息を吐く時に、お腹が膨らむようです。

何故そうなるのか?

勘の良い読者の皆様は、もうお分かりでしょうか!?

そうです!仮声帯を接近させた呼吸法なのです!(何故そこを説明していないのか?)

息吹の動画を観ればお分かりでしょうが、あの「コー!」と言う音は、まさに咳払いやひそひそ話する時に緊張させる仮声帯なのです。

仮声帯を接近させ、息を吸ってみて下さい!
吸いにくいですよね!
その抵抗を押して吸うと、胸郭を広げようとする筋肉が働き出します。
結果、お腹は引っ込みます。

さて、次に、仮声帯を接近させたまま、息を吐いて見ましょう!
「コー!」と音がしますよね!

その空気抵抗により、息は少しずつ流出し、腹圧が生じます。
だから、お腹は膨らもうとします。

永田の見解だと、仮声帯の締め具合と、飲み込み度により、膨らもうとするお腹の場所は異なります。

最も安定する場所は、やはり胃袋辺りでしょうか。

だから、空手やっている人は、歌が上手い人多いんですよ!角田さんみたいに!

息吹をやると、精神安定にも良いのは当然です!
何せ力強くリラックスするのですから!(笑)

また明日、動画で説明致します。

お楽しみに!

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