Quantcast
Channel: Old school オペラ発声研究家 宮前区在住 永田孝志の日々
Viewing all articles
Browse latest Browse all 7755

舌と軟口蓋の関係について

$
0
0
発声に必須である、首の直立に関して、舌と軟口蓋の関係の良い形を学んでおくと、いざ、疲労で声が薄っぺらく成ろうとした時に、役立ちます。

止め付けの強い安定した声を発する時の舌は、思っている以上に、感覚的に鋭角な山と成ります。

その盛り上がりの頂点と、軟口蓋の関係を学ぶと、安定感が意図的に得られます。

勿論、それよりも、ゆるい形もあり、疲れていないときはそれでも大丈夫ですが。

特に、バスの ボリス・クリストフは、その緊張が強く、声が重い程、その止め付けが重要となります。
それは、胸声の割合を多くする故に、聴き方によっては奥まった声に感じますが、決して悪い形ではありません。

声は、学習すればするほど、様々な形の必然性を理解する事が出来ます。




Viewing all articles
Browse latest Browse all 7755

Trending Articles