パッサッジョの問題に誰しもぶち当たります!
しかし、焦りは禁物です!
ルチアーノ・パヴァロッティも、この問題解決に6年掛けました。
最初は、窒息しそうになり!顔が真っ赤になり!
次第に安定して行くも、汚い声!
そして、次第に整って来た!
その課程において、大部分の同門の生徒は、「このやり方は間違っていて、他にもっと簡単な方法がある!」と思い、その門下から去って行ったようであるが、その誰も、充分な結果は得られなかった!と言っている。
日本なら、最初の段階で邪道扱いされる事は請け合いである。(笑)
ジーノ・ベーキは、八年間基礎ばかりで歌は歌わせて貰えなかったが、基礎が終了した暁には、何でも歌える喉になっていたようである。
音楽大学などの試験システムを考慮した教えをリチャード・ミラー氏は述べているが、的確なる基礎訓練に徹する大切さをも見直してはどうであろうか?
下手な楽曲歌唱が技術を中途半端なものにする事のリスクを多くする気がするのです。