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Channel: Old school オペラ発声研究家 宮前区在住 永田孝志の日々
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これからの芸術の在り方

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芸術活動そのもので生計を成り立たせようとする事は不可能に近い情勢である事は、紛れもない事実であります。

世界的に観ても、異なる職業を持ちながら、音楽を嗜んだり、プロ活動を行ったりするスタイルが主流と成りつつあるようです。

「ハイブリッド人生」とも言えると思います。
この事は、ある大学の先生が唱えられていたと、生徒さんからの情報です。

夢や理想と言う、観念の世界と、現実との折衷案と言うところでしょうが、私は、個人研究者と言う立場から、世の中全体を眺め、自分が関わっている事柄が持つ社会的意味合いなどという事も含め、どうアプローチしていくか?と言う問題との関連性を考える事をし始めました。

結果、金融の問題、経済学の問題、メディア、学術の問題に触れて行く内に、発声の現状を社会学的に理解出来るように成って来ました。

実は、関連性が在ったのです!

私は、発声で飯を食べさせて貰っているのですが、考え方の延長に、社会学がある!と言う意味合いで、ハイブリッド人生を遅ればせながら送りたいと思います。

昔の人間は、少なくとも現代より教養が在ったと思われます。

それは、専門ジャンルの垣根を越えた、知への欲求が在ったからだと思います。

とりあえず、テレビを観ないと、そう言う風に成っていく布石に成るのかなあ?と、感じて居ますが?(笑)


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