パッサッジョなど無い!と言っている連中は、大体がレッジェーロである。
その他の面白いパターンは、パッサッジョ域など無いと思い込んで処理せずに、音声が歪んでいるパターンもあります。
まさに、知らぬが仏と言ったところでしょうか。
私、最近、特に思う事は、巷の声楽家や発声論者の認識の甘さです!
考え方そのものが、非常に安易なのです。
音声も、隙だらけ!
その隙に気付かぬからの騒ぎでしょう。
大体において、世界的に、目つきからおかしく成っている!
トロ~ンと虚ろな目つき!
下顎突き出して何かに固執したような、危なげな目つき!
その偏りは、必ず声に反映するのです!
そう!視線のピントが合っていないのです!それは、声そのものの反映と言っても過言ではありません。
逆に、その、ピンぼけの意識が声に反映するのです!
能書きよりも、目つき、表情の方が問題です!
軟口蓋は、上げなければ成らない!
舌根は下げなければ成らない!
胸で息を吸っては成らない!
押しては成らない!
力を入れては成らない!
回さねば成らない!
天井は有っては成らない!
これらの意識を持つと、ジャストポイントは拝めません。
ジャストポイントは、もっと抽象度高い次元にあるのです。
特に、パッサッジョ域において、開き過ぎて隙が生まれ歪む場合、肝心な事を何にも解っていない、素人と言えます。
そんな、何にも解っていない人が、特に国内において、実際に評価され、早期に声の不安定に陥ってしまうのが事実です。
だから、どんどん客離れを起こしているのですから、自滅して行っていると言っても過言ではありません。
要するに、アマチュアがプロの振りをしている、ペテン業界と言っても良いでしょう。
自己満足以外に、何も見返りが無い世界に成りつつある声楽業界!
あなたは何時まで騙され続けますか?
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パッサッジョ域のジャストポイント
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