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Channel: Old school オペラ発声研究家 宮前区在住 永田孝志の日々
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パッサッジョから高音域にかけての笑みについて

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これは、様々な説があり、口を縦にするとか、横にするとか、一体何が本当なのか?と思われている方も少なく無いと思います。

これも、様々なバランスの取り方があり、何が正解かは、断定出来ないと思います。

しかし、パッサッジョから高音域に掛けて、マエストロなどの指導にも有りますが、「もっと笑って!」とか、「響が上に乗るように!」と言う事は真実です。

ただし、エネルギーが高まり、抵抗が増す状態では、苦しさとか、大変さなどへの、恐れが先にたつ為に、とかく、怖い、落ちた表情に成りがちであり、そうなると、声は、暗く歪みます。

それを是正するには、笑いの要素を注ぎ足してバランス化を図るしか無いのです。

さて、それを、安易に解釈したら、どうなるのでしょうか?

苦しさなど全く無く、楽に、笑顔だけがある高音域!?
平べったいだけの高音域の正体は、まさにそれなのです。(笑)

そこを勘違いしたままの指導者が大半を占めていると思われます。(苦笑)

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