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Channel: Old school オペラ発声研究家 宮前区在住 永田孝志の日々
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フェイクについて

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これは、発声のみならず、世の中の仕組みにまで関係性の深い事柄であると痛感します。
例えば何か辛い体験などにより、心がそれに堪えられなくなると、別の人格を形成する、乖離性人格障害が、最も典型的な現象であり、その人格同士、記憶がある場合と無い場合があるらしい。

これをマックスと考えると、他の何らかの事情により、嘘で塗り固める作業の結果、本当の心と乖離が生じ、その関連性はたちきられてしまう!

辻褄が合わなく成って来るのであり、それが、物事の関連性に対し、鈍感にさせる原因にも成り得ると考えられる。

私は、比較的自分に正直に生きて来れたので、物事の関連性に対し、直感的に理解する事が、発声の解明にも役立っていると思う。

断片的、並列的な情報は、真実のルートでなければ繋がらない!
フェイク前提で無理に繋げようとするから、辻褄が合わなく成ってすぐに嘘とバレるのであろう。

自分の嘘に気付かず、信じ込む事は、その根本的なベクトルにより、固着しやすい。
仮の安定でも、対症療法的にそうせざるを得ない。
また、嘘による偏向は、至るところにあると思われる。

フェイクを信じている事で、真実の関連性が見えなくなる事は、発声でも言えることである。

並列的に、価値を並べ、これも大事!あれも大事!と、基礎の脆弱性を誤魔化す事を正当化する事が指導の現場でも頻発している。

これらは、基礎の部分がフェイクである事から起こる現象でもあり、経済学でも似たような理屈が述べられているようだ!

くわばらくわばら!

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