一般的に、プロとアマチュアの区別においてはプロの方が技術的にも格上であるのだが、何が違うのか?
技術的レベルが違う!
では、それってどういう事なのか?
是とする領域と否とする領域の境界線がはっきりしており、格上は、その基準が厳しい。
声楽発声の世界では、刹那の世界において、どれだけの一貫性や、変化を監視できるか?と言う事とも言えるだろう。
そして、バランスを感知し、判断する能力が求められる。
逆にずさんなパターンも見えてくる!
是非の境界線が曖昧で、例え外れても、他の理屈を持ち出し、これも一興かな!などとお茶を濁す!
誤魔化しだらけである。
特に武道の世界では、隙があるとか無いとか言うが、刹那における迷い、恐れ、慌て、媚び、逃げと言う行動に、自分で気付かぬ事だと思う。
これらが、一つの流れを乱すのである。
その混乱が、ある目的における主従、因果、関連性を絶ちきってしまうのであると思う。
声楽発声の世界でも、全く同じである!
恐れは焦りを生み出し、結果を急ぐ!
そして、本末転倒となり、欠損した声を生み出す!
落ち着きは、待てると言う能力でもあり、因果や主従を、刹那に実感、実行すると言うことでもあり、正確に素早く行う事が出来る必要条件でもある!
それには、虚実が大いに関与しており、現実感とも深い関係性がある!
混乱の大元は、フェイクが絡んでいると私は睨んでいる。
フェイクは癖になる!その場しのぎの薬物のようである!