「これが絶対のやり方だ!」と言う事を非難する余り、「これが絶対!と言う事は無い!それぞれに良さがあり、それぞれ自分に合ったやり方を自分で見付け出そう!」と言う先生から、優れたものが出るのでしょうか?
この、相対化は、むしろ、やり方が曖昧で指導力の無い指導者の逃げの論理に利用されているのでは無かろうか?
明らかにまずいやり方を、「これが絶対のやり方である!」と言う指導は最悪である。
しかし、相対化に価値を置くことも、それと同様にまずい。
指導者は、ある意味、自らの立場を明らかにして、明確なやり方を提示する必要があるが、受講者のニーズにより選ぶのは、受講者の方である!
ある程度良し悪しがハッキリしているからこそ、ステップアップするのであり、厳しいのである!
事実を冷静に見る事が出来ず、現状の事実を観ることを恐れたり逃げたり価値の相対化に走ると言う事は、現状維持、あるいは劣化を意味すると思う。
「あなたのやりたいようにやりなさい!そうすれば、あなたらしさが出て来て、良くなるから!」などと言われたら、どう思われますか?
それは、放置されたと同じでしょう!
そんな指導でよくなるのなら、誰でも大先生になれるでしょう!(笑)