Quantcast
Channel: Old school オペラ発声研究家 宮前区在住 永田孝志の日々
Viewing all articles
Browse latest Browse all 7755

「解る」と「解らぬ」の違い

$
0
0

声楽発声において、解るとは、パッサッジョ域から高音域にかけての道筋、感情の構造的体感を理解し、優れた再現性の基に整った声で歌える!と言う事であり、それ以下は、その為の前提条件を構築している段階に過ぎず、解ったとは言えない段階である!
低音域で、どんなに良い声であろうが、それは肝心な事では無いのである。

ここを勘違いすると、必ず歌えば歌う程崩れる!

要するに、厳しい言い方すれば、私(先生)の誘導で、どうやらこうやら出せている段階は、何も解っていないに等しいのである。

感覚的には、常識を逸脱したものなので、まず、理解への第一歩は、常識に縛られている脳から脱する必要がある。

それが、なかなか脱するのが難しいのだ。

母音の捉え方から違うのである!

とにかく、想定外にある感覚の世界である。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 7755

Trending Articles