フランコ・コレッリが、この浮動喉頭法を取り入れていた様です。
この動画でも判るように、喉頭を母音の際にのみマックスに下げ移動させる歌い方です。
顎の開きもリンクしております。
まさにタイミングの技術であり、声楽発声の真髄は、武術やあらゆるスポーツと同じように、タイミングとバランスの妙技にあると言う事を悟ってきました。
最終的には、瞬間における正しい訓練の順序やセンスがものを言う世界であり、仁王立ち的な準備や決め付け的な知識、常識がかえって邪魔になるのだと思います。
発声の本を網羅したところで、決して上手く成らないと言う道理なのです。
知識とは、過去の産物であるのです!