this is opera チームの情報は、特に日本人の知ったかぶり声楽家には都合の悪い情報だと思います。
しかし、良識のある耳の肥えたオペラファンなどが常日頃思っていた事を言語化して、比較動画などアップしてくれているので、「これこれ！」と思われたに違いありません。
何せ黄金期の優れた歌唱は、単なる一つの好みなどでは無く、一つの構造的、圧倒的な基礎だからであります。
モダン歌唱と黄金期の歌唱は、圧倒的に黄金期の歌唱に優位性があるのです。
モダニズムに洗脳されている人に、絶対性などと言えば、どこぞの頭の悪い頑固者の戯言！？(笑)などと揶揄されそうですが、これから起こりうる大変な社会的困難こそ、その形の相対化による崩壊がもたらすものでは無いかと思われます。
モダン歌唱とは、その妖怪の一つのようなものと言えば言い過ぎかも知れませんが、やはりそこからは、主従の曖昧な、継ぎ接ぎだらけのインスタント思考、詭弁、知ったかぶり、不安、論理的飛躍などフェイクを生み出しやすい精神と親和性高いと思われます。
そして、それは、もともと希薄な構造上、声の不調を修正する術が無く、結果的に使い捨ての代物と成ってしまいます。
うちのレッスンで、それらの方々がよみがえるのは、道理があったのです。
見栄っ張りの不安定！
モダン歌唱そのものの構造の本質でもあり、成れの果てでは無いでしょうか？