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Channel: Old school オペラ発声研究家 宮前区在住 永田孝志の日々
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進歩のパターン

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例えば、自分の直すべき行動パターンから抜け出す事が簡単に出来れば苦労はないのであり、本当の意味で進歩すると言う事が如何に困難な事か、最近特に思うのであります。

多くは、言葉で、すぐに「わかった!」などと思い、口にしますが、その理解とは裏腹に、同じ事を繰り返す羽目になります。

何故でしょうか?それは、進歩する事よりも、結果的に進歩を阻む何かの拘りを優先するからでは無いでしょうか?

また、言葉にて、すぐにわかった気になる事が、実際に良くなっていない現実に気付かせなくしている場合が多いのでは無いでしょうか?

癖の多くは、それが発動している瞬間は気付かず、その瞬間を捉える必用があり、それが出来ないうちは、同じ過ちを繰り返し、後で後悔、反省!
このサイクルをぐるぐる回り続けるのです。

でも、最近、こう思います。
その人は、実は、そうしたい(進歩などどうでもよい)と思っているのでは無いでしょうか?

そして、すぐに理解した気になる事も、肝心な進歩の順番をすっ飛ばして良くなろうとする事も関与しているのでは無いでしょうか?

その優先する順番を捉える事が困難な病気もあるようですが、物事の主従を理解する能力が、現代人には欠如している、もしかしたら欠如させられているのでは?と思うのです。

部屋を片付けられない人や、注意欠如などが、ADHD などの病気とされていますが、これは、総ハクチ化計画の表れでは無いかとも疑ってしまいます。

これらの根本は、急がせている、急がせられている事の結果としての現象なのではないでしょうか。

いつも慌てて、結果、同じところをぐるぐる回り!まるで、ネズミの回し車のように。

一変にやろうとせず、順番をじっくりとこなす訓練!
声楽の訓練にも活かせそうです。

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