「声楽は発声だけではダメ!音楽!表現!これらを勉強せねばならない!」
これ、一見尤もらしく聞こえる文言ですが、その実態は、不十分過ぎる(笑)発声を正当化する言い分けとして用いられる事が多いと思います。
それどころか、私に言わせれば(笑)、「頭大丈夫か?」と言うレベルの文言に聞こえてなりません!(笑)
発声で声が決まります。
声の中身、音楽、ドラマ、生きざま、これらは全部、声に、発声に含まれるものです!
それ無しに、音楽性だなんだ?と言っても、それこそ物事の優先順位、主従を無視した戯言で終わってしまう事は、演奏を聴けば一目瞭然です。
逆に言えば、発声には、物の考え方、音楽性、生きざま等々にリンクする要素が満載であり、それがない発声は、偽物だと思われます。
あー!と発声しただけで、全てが伝わり、感動する!
これが声楽発声の素晴らしい産物なのです!
特に基礎も無しに、表現だなんだ言っていては、ただ単に音楽に陶酔し、身体をくねくねさせて稚拙なる産物を発していては、まるで裸の王様そのものです。
私の言っている事は、極当たり前な事を言っているだけです。