これは、何回も述べておりますが、何らかの空間が広い声ではありません。
それどころか、「狭さの拡大」と言う方が体感に近いです。
喉の奥に向かっての拡大です。
そうすると、身体には、どんな反応が起きるのでしょう?
肋骨は固定化され、力の防波堤のような役割を果たします。
そして、その力は、背筋群にまで及びます。
嘔吐の時に、背筋を使うでしょ?
まさにそんな感覚なのです。
日常の、何もしない状態とのギャップが非常に大きいので、好調になる(マインドとの同化)には、時間を掛けねばなりません。
パヴァロッティも、一日をフルに使い、発声と休憩の細かなメニューがあることを本人が語っていますが、あの声が、何故巷の日本人は愚か、世界的に出て来ないのか?理解してしまいました。(笑)
最近到達した声は、皆さんが考えている程、甘くはないのです!
心身ともに、日常とギャップが有りすぎるのです!
だから、常にその声を出す事の大変さを、恐らく私が初心者の頃、体感していれば、「他の道を探します!」と言って辞めていたかも知れません。
知らぬが仏ですよ!こんなの!
朗々と、あんな声出せたら、さぞ気持ち良いだろうなあ!と思い始める声楽発声!
偽物は、そんな気にさせてくれるかも知れません。しかし、これは、一種の格闘技ですよ!自分との闘いの!
そこの認識が甘いから、「なにそれ?」と言うレベルで、成りきったつもりになってしまうのでしょう。
正直、そんな事を感じさせられている日々です。
最後に!
YouTubeのチャンネル登録者数が1200人に到達致しました。
特に最近、増加スピードが速くなってきた気がします。
本当にありがとうございます。
とりあえず、目標2000人!
宜しくお願い致します。