何かしらの問題を克服せんと発声している時は、その問題に気が傾き、他の構成要素を忘れます。
従って、何かの問題を解決すれば、また別の問題が現れて来る!と言う性質を含んでいるのがバランスの構造の特徴だと思います。
従って、完璧な発声は、厳密に言うとあり得無いと言う事にも成ってしまいます。
それぞれの部分的な概念も、拮抗で成り立っているので、厄介なのです。
と言う事は、多少の不足が在っても、それを自ら把握する事が大切で、次の機会に生かすと言う事が大切だと思います。
どの傾向も、偏ると害になるものなのです。
気付くか?気付かぬか?それが問題なのです。
これらは演繹法的、権威主義的思考の盲点でもあると思います。
権威を傘に、素手の実力に気付かぬから堕落するのです!(笑)