普通は、辛そうに歌うなどと言う事は、悪い例えであっても、率先して「辛く歌おう!」などとは、思いも寄らない事であろう。
それが、言語から生じる誤解、錯覚である事、如何に言語の断片的イメージに捕らわれているか!?と言う事を再認識する事である。
日本語の発音は、根底にある「本心」が不足している!
従って、普通に発声する声が、そもそも声の芯と成る部分が足りないのである。
その日本人が、西欧の言語から発達したオペラの発声を構築しようと思えば、その不足を補ってからと言うものであろう。
その不足を補う声、情緒とは!?
「身体の具合が悪くて、歌うのなんて嫌だ!」と言う声を発すると、良い事を発見したのである。
具合が悪いと言う状態も様々であるが、私が最もピッタシくるのは、出雲弁の「いたすていけんわ!」と言う時の声である。(笑)
そんな事を動画にしました。