音の立ち上がりは、先程も述べましたが、動物の鳴き声みたいな原始的なもので良いのです。
そこから、瞬時に人間の母音に成れば良いのです。
その、瞬時に形作れるか、否か?ご勝負に成るのですが、どうしても最初から綺麗な母音を出そうとして、硬くなるのです。
ですから、アニマルボイスの無い、日本語標準語圏の人達は、まずは、犬でも猫でも、ライオンでも、なんでも良いので、動物に成った気持ちで(笑)、てきとーな無為自然な音を発してみて下さい。
母音は、その基礎の(笑)上に構築される外壁なのです。
そう考えると、「基礎が大事だから真面目に一生懸命発音しなければ!」と言う考え方が、逆効果である事が解るでしょう。
声も、一瞬で、進化の過程を踏むのです!(笑)
創造論者からは、反発されるかもですが。
音を発する機能は、間違い無く、動物と同じ筈です。