同じ人間!能力に大差ない!だから自分にも出来る!(意外とすぐに!)
と、変な平等感覚を有した人は、何も頭のおかしな人ばかりでは無い。(笑)
そう思い続け、深みにハマったのは、紛れもなくこの私だったのであります!(笑)
って、この私こそ、頭のいかれた奴であれば、ご勘弁!(笑)
とにかく、バランス良く!と言う、安易で便利な言語は、技術の習得の難しさを覆い隠してしまうだけの威力がありますね。
話は変わりますが、先生の助言の傾向は、大体、その先生の行っている発声の傾向そのものであります。
「声を前へ!」「マスケラに集めて!」と言う先生方!
「喉を広げ、息を後ろに回し深く豊かに響くように!」と言う先生方!
これらは、何を意味するかと申しますと、それ即、声の偏りを物語るものである事を示しています。
要するに、断片化された結果としての現象を、原因にすり替えたものであり、その現象の断片を統合するマインドやベクトルの集合体の理解が無いのです。
それで、上手く行っている人は、他の要素は無意識化されて、自動化されているのです。
肝心な事は、現象を追うのでは無く、刹那の手順を明らかにする事だと思います。
それこそ、全ての断片が、一本の線で繋がるものなのですから。