物事の捉え方、考え方次第で、進歩するのか、同じところを堂々巡りするのか、止めてしまうのか決まると思う。
基本的なところである。
進歩するとは、夢物語では無く、非常にシビアな現実である。
進歩すると言う事は、いつでも転落する可能性を有すると言う事でもあり、一般的には、「転落する可能性」が無視されている。
本番で素晴らしく歌うには、それが当たり前のように出せなければ成らないのだが、「挑戦」と言う名目で、到底無理なものを選曲する事が多いのも、「夢を観たい」と言う欲求が強いと言うことであろう。
厳しい事を言うようであるが、特に愛好家は、そこら辺に甘えがある。
この世界、愛好家とかプロだとかの区別は無いのである。
到達点は同じである。
夢では無く、現実を観る訓練が必要なのである。(笑)