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Channel: Old school オペラ発声研究家 宮前区在住 永田孝志の日々
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歴史認識

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発声において、その歴史認識すらハッキリしていない現状である。

歴史とは、まさに、ヒストリーならぬ、ヒズ(権力者にとって都合良い)・ストーリーでは無かろうか。

多分に現代風スタイルで歌っていても、「これは、ベルカントです」と言ってしまえば、皆、それを信じてついて行くのである。

さて、どこの、いつの、ベルカントなのやら?

そこから怪しいのである。

黄金期→第二期黄金期→現代風スタイル

まあ、この、中間型なるものも在ると思うが、その変化は、何がどうなったのか?進化か?劣化か?

これらが明かされない限り、常に「本物は誰だ?」「何が真実か?」と言う疑いが常に付きまとうのである。

ガセネタだらけと言っても過言では無い。

昨日アップしてリンクしたモダンスタイルVSオールドスクールで比較して頂くとお分かりかと思うが、現代風スタイルは、明らかにルーズで、安易な方向に成っている。

オールドスクールとは、第二期黄金期である。

声の構造を、アッポッジョのベクトルで認識出来るようになると、物真似が出来るように成ってくる。

さて、あなたは、どんなベクトルで歌っているのか、自分で把握していますか?

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