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Channel: Old school オペラ発声研究家 宮前区在住 永田孝志の日々
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「喉声ではダメだ」とする巷の発声理論の本質

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私が解明しつつあるアッポッジョ発声の理論、テクニックに比べ、巷の理屈は、ずさんです。


物事を一括りにして、しかも、時系列における変化、ピッチの上昇に対応すべく具体策も明確ではありません。

とてもじゃないけど、テクニックと呼ばれる代物ではありません。

更に厄介なのは、テクニックと言う概念を、履き違え、「崇高なる芸術とは相容れないもの」と捉えられ勝ちな事です。

考えてみて下さい!
美術の世界でも、デッサン力と言う基礎がある上での話では無いですか!

要するに、巷の発声理論は、不明な要素満載の欠陥品であり、その不明な要素と、芸術における神秘性が融合し、「芸術とは、抽象的な崇高なもの」と、うやむやな世界に丸投げしてしまう傾向にあるのでしょう。

本当に、そんな事だから、同じ音楽の他の分野の人達からも「変わった人が多い」「良く分からない世界」と、婉曲な表現で揶揄されてしまうのでしょう。

その結果、「オペラ?ああ、あれね!面白くも何とも無いわ!」と、一般の人達からも、本物のオペラマニアからも敬遠されてしまうのです。

思考停止している業界の根底には、思考停止発声がまかり通っていると言う事があると思います。

これを言ってはおしまいですが、本物のアーティストなど、そうめったにおらず、多くは「芸術家を装った見栄っ張り」なのでは無いでしょうか?





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