地道な訓練を経て、徐々に完成するアッポッジョ!
それを、何かすぐ出来るようなコツがあるに違いないなどと勘違いし易いからの騒ぎであろう。
まず、強い声圧を否定していては、アッポッジョは分かる筈はないのであり、「その場ですぐに良くなる」ように仕向けてばかりでは、器が小さい声で終わってしまうのであろう。
順序と時間!
巷の現代メソッドは、これをすっ飛ばしていると言う事に成ってしまう。
良し悪しの差は、非常に微差にあると言う事も、力を否定していては、理解出来ないのであろう。
誰のアドバイスが的を得ているか?を見極める能力が必要であり、さもなくば、知ったか振りのインテリもどきの輩の偏見に惑わされてしまうのである。
本日のレッスンで、その様な事を思っていた次第である。