違いが判る読者の方々ならお察しがつくと思いますが、わたくし、一気に最後の発声ピースが埋まってしまいました。(笑)
お陰様で、国内では、早々に誰も真似の出来ない声に成りました。(笑)
私の声を批判するにも、真似すら出来ないのです。(笑)
さて、その真似すら出来ないと言う事ですが、それが洒落に成らないと言う事に気付いたのです。
私が到達した声は、お弟子さんすらも、早々に出来やしないと言う事なのです。
そして、巷の発声についての見解も、少し変わって来ました。
軽い気持ちで手軽に声楽を習う!と言うコンセプトには、見事に巷の発声は、適合していると言う事です。
確かに、本物志向の耳の方には、私の声に接してからは、巷の発声には戻れないと言う方ばかりです。
しかし、耳が肥えた本物志向の方々が、実践でその道に踏み込んで、果たして良いものかどうか?疑問に思うように成ってしまいました。
何故かと申しますと、それは、とことん険しい道だからです。
とは言うもの、「だから廃業致します!」と言う訳には行きません。
勿論、今まで私のレッスンを受けて来られて、良くなった方々も、そのバランスでは、いずれ、不調に成ることが分かるのです。
要するに、そこまでは、誰でも行けるところなのですが、突っ込みどころも結構あります。
要するに、本当の道は、そこから先の険しい所に在るのです!
今までは、素晴らしい!と言っていた声でも、「そこから先に行けるかどうかが問題だ!」と言う見解に変わったのです。
発声を学べば、少しずつ声が良くなり、右肩上がりに良くなるものだ!と思い習われる方が殆どだとおもいますが、場合によっては、何も歌えなくなり、基礎的な所を何年もやる羽目に成る事もあるのです。
とにかく、「これは世界的に流行らないのも無理無い!」と、思ってしまったのです。
要するに、黄金期の発声など、軽い気持ちで出来るわけ無いと悟ってしまったのです。
「一生掛かっても良いから学びたい!」と言う人は、喜んでレッスンいたしましょうぞ!(苦笑)