ルチアーノ・パヴァロッティの伴奏者を知る人の話を入手する事が出来ましたが、その伴奏者が、何と証言しているかと申しますと、「パヴァロッティに付き合っていると、仕事とは言え気が狂いそうになる!」だそうです。
何故なら、ある、ワンフレーズや、音の移行で、気に入らないところがあると、一日中、そこばかり、何度も何度も繰り返すらしく、それは、気も狂いそうになるわ!と納得!
逆に言うと、そこまで突き詰めているからこその一流だと言えるのでしょう。
人が、少しばかり発声に拘れば、「声楽は、声ばかりではない!」と揶揄する人達は、何処にでもいますが、徹底的突き詰めようとする人は、早々にはいないでしょう。
要するに、皆さんプロと称する割には追究が甘いのです。
自分の声に、疑問を持て!(笑)