今回、ご紹介するのは、フランチェスコ・ナヴァッリーニ!
黄金期のバス歌手は、皆、バスっぽさを強調していないので、非常に明るい印象がありますね。
現代に成る程、大口開けて、太く流す傾向にあると思います。
ナヴァッリーニが、如何に喉の声をしっかりと使っていたか?と言う事は、パッサッジョ域でのア母音で、多少、喉に掛かる事で判ります。
現代、このように歌えば、先生方は、恐らくそこを指摘して、「もっと喉の力を抜いて!」と言う事でしょう!
実は、このような、喉に掛かった声は、広いホールでは全く気にならなく成るのです。(笑)