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Channel: Old school オペラ発声研究家 宮前区在住 永田孝志の日々
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お子様にはエグい味!?

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本日、T大大学院(経済学部)の学生さんのレッスンを久々にやりました。

様々な話題で盛り上がりました。
「マクロ構造的、経済理論の世界では無く、実体経済の世界で、社会貢献して行きたい!」との、立派な志を持った青年!

確かに、特に従来のマクロ経済の世界は、怪しすぎるからね~!(笑)

ところで、彼曰わく、『自分の周りの友達に、いきなり黄金期の歌手の音源聴かせたら、「その声喉に詰まってる!」と言われました。』と・・。

確かに、日本人の耳に、いきなり黄金期の音源は、まるで、子供に、辛口のアードベッグを飲ませるようなものかも知れません。

中には、デル・モナコの声も、「苦しそう」と感じる人も居るようです。

そう言えば、昔、「音楽とは無縁の友達に、パヴァロッティの音源聴かせたら、胸に詰まって聞こえると言われた!」と、同期に言われた事を思い出しました。

アッポッジョによるせめぎ合いの構造は、必ずや「苦しむ声」の要素があり、料理やドリンクに例えれば、「ブラックコーヒー」「辛口のワイン」「ブルーチーズ」「くさやの干物」などのテイストに成るのかも知れません。

汚れを知らない少年のようなマインドの人は、「なんだこりゃ?」と思うかも知れません。

闘争とは、エグい要素を含んでるのです。

そう言う意味では、日本人の多くは、未成熟な子供のようなマインドなのかも知れません。

となると、総てが理解出来るのです!
そりゃエグいさ!むりむり!(笑)

この発声は、大人になってからね!(笑)


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