声楽教師のランクは有ります。
即ち、一流の声楽教師は、一流歌手と同レベルの発声技術、更には、演奏を行える教師の事を言うと思います。
良く、一流歌手は良い指導者とは限らない!と言いますが、これは真実です。
しかし、発声教師と、歌唱力とを区別する考え方がありますが、これには私は疑問を抱いています。
一流歌手レベルの歌声を自ら構築出来ないで、また、その過去が無く、どうして一流の指導が出来るでしょう?
耳さえある程度良ければ、ある程度の指導、アドバイスは出来るでしょうが、出来ない事は、はったりや、憶測で無い限り教えられないと思います。
自らの体現度、抽象度により、アドバイスの内容も変わります。
そこには、当然、ランクが存在します。
トレーナーが、どのランクかを見極める感性が必要なのです。
形式主義や、権威主義では、その辺限界があります。
やはり、自分の感性を磨くと言う事は、この洗脳大国では、なかなか容易な事では無いようです。
自分で感じ、考えると言う事は、何かに責任転嫁しないと言う事でもあります。
話は逸れますが、読書依存症は、その力を奪う可能性もあると思います。
常に誰かの意見にすがる体質は、物事を一から自分で考えない体質に繋がるからです。
一から考えてみて、誰かと照らし合わせると言うスタイル位、自分で考えてみる事は、やはり感性が必要だと思います。
本に書かれている常識からは、そこそこの物しか生まないと思います。
何故なら、その本の常識は、残された文字は、概念は、不変だからです。
盲点探しは、自分でやるしか無いようです。
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声楽教師ランク
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