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Channel: Old school オペラ発声研究家 宮前区在住 永田孝志の日々
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本物は誰だ!?

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国内のオペラ歌手の動画などのコメントを拝見すると、聴衆の耳のレベルが伺えます。

とにかく、レベルが低すぎる!

たまに、まともなコメントもありますが、それがマイノリティーに成っているという始末です。
まともなコメントに対して、「あなたは発声を聴きなさい・・」などと、さも知っているかのように語っている人がいますが、その発声の形が成っていないからの騒ぎであり、そんな事だらけなのです。

正統とは何か?

これに、体感などのフィジカルな面を含め出来るだけ客観的に論じている権威が、リチャード・ミラーだと思われます。

本当の学術的権威が不在だと、何も解らぬ素人に対して、「言ったもの勝ち」と言うカオス状態に成ると言う事なのです。(だから訳も分かっていない輩がどんどん出版物を出すのです!)

リチャード・ミラーに、異論を唱えるのであれば、正式な論文で、論理的整合性を持って唱える必要があるのです。

オペラ歌手のマエストロは、決して学術的、即ち科学的裏付けがある現象を正確に説明出来ていません。

今後、リチャード・ミラー氏の研究を土台に、自らのスキルを磨くと共に、論理的にも、リチャード・ミラーを超える研究成果を他の研究者と共に後世に残して行きたいと考えてます。

この世界、歌が上手い人は非論理的な人が多くスキルも不十分である一方、学術的知識や論理性に長けた人は、歌が歌えない人が殆どです。

フスラーにしても、コーネリアス・リードにしても、ロドルフォ・チェレッティ(医者では無く法律家)にしても、フィジカルな実感が伴わないのです。

最もトラディショナルな合理的な発声を探求する、この研究は、いい加減に「無理が利かない」と言う、弱さが必要と成ります。即ち、非合理なものへの敏感な反応こそが道しるべと成るのです。

天は、私に、その隙間産業的才能(笑)を与えたもう!(笑)

発声に悩む諸君!
諸君こそ、まともである!
今の現状で、迷わない、悩まない方が、どうかしているから。(笑)


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