前回、初期ベルカントタイプ?をご紹介いたしましたが、今回は、似ているけど違う(笑)アッポッジョが強まったタイプです。
ローレンス・ブラウンリーです。
歌う時のフォームが違います。
頭が比較的後方に位置するのは、うなじのアッポッジョが関与している証拠であると思われ、声も、マッテウッツィより、ドラマがあります。
そう!声にドラマがあるのです。だから胸にぐっと来る、即ちキアーロ・スクーロの拮抗があるのです。
これ、様々な表現で説明されます。
「後ろがある声」「うなじが光る声」など。
声帯の大きさと、拮抗力の差により、声種や重い軽いが決定されると思われます。
単純な話では無いと言う事だと思われます。
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アッポッジョタイプのテナー
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