この、アッポッジョの声のブレーキングシステムを取り入れてると、「ここでは声帯を薄くして!」などと言う、声区の概念から、比較的、自由になり、ワンレジスターとなる!と言うフランコ・テネッリ氏の発言も納得出来るのである。
巷のレジスター区分け論者の「胸声のままでは高音域は有り得ない」と言う説を覆してしまう事に成る。
私の言う、せめぎ合いも、言い換えればブレーキングである事には違いない!
結果的に、横隔膜のプッシングダウンに行き着くのである。
だから、胸声のニュアンスを失わないで高音域に行けるのである。
従って、ベルヌーイ効果に頼るアッポッジョこそ、亜流、もしくは夢物語である事の論拠も、揃ってしまうのである。
聞きかじりで、無理やり結び付けたアッポッジョ!と言う事が露わに成ってしまうのである。
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アッポッジョとはブレーキである
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